Quantcast
Channel: 加藤修滋のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1933

日本人の失った物を持っている人たち

$
0
0

暫く行方が分からなかったフィリピ―ナから電話有。



会いたいというので、また問題が起きたのか


(彼女たちの間では名前でなくカウンセラーの「SENSEI」と呼ばれている)


と飛んで行ったら、お金の入った封筒を渡された。



「これ何?どうして?」


「ずっと相談にのってもらって、助けてもらったのに、黙って帰国して心配かけたから」


「なぜ帰国?」


「借金したら、とても高い利子払えって言われて」


…後は涙々なので会話中断。




「お母さんがSENSEIにお礼をするようにって…」


「受け取れない」


「甘いお菓子買ってきて、SENSEIが太るといけないから」


…中に入っていた千円札2枚が十倍にも見えました。




帰り道、マイケル君が「SENSEIこれうまいよ」と言って、


見た事もないものを半分に割って食べさせてくれた。


彼もかつて、カルロータ・デ・ラ・クルスの店で働いていた若者(今はオッサン)


「(とても尊敬していた)ママ・ロータを元気にしてくれてアリガトウ。


ママが一番苦しい時に、SENSEIの力で元気になった事覚えてるヨ」



…最近、身近の日本人からは聞けなくなった言葉に感激。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1933

Trending Articles