新しいシャンソンは、中部を中心に西日本で歌われることが多く、
コンクールでもそれが実証されるようになりました。
ジャクリーヌ・ダノの「モネの庭」、
映画「幸せはシャンソニア劇場から」のテーマ曲「パリに恋して」共に、
東京より、関西のコンクールで歌われる方が先でした。
今やパトリック・ブリュエルの「悦楽のカフェにて」までもが
コンクールで歌われるようになっています。
アリス・ドナの「やさしさ」は、
コンクールで加藤淳子さんとゲスト歌唱の島田宝子さんの二人が歌ってビックリ。
日仏シャンソン協会の楽譜サービスへも、この曲の楽譜希望者が増えています。
曲のタイトルとは違って、とても激しく求める愛のシャンソンで、
かつてパリのトリアノンで清水美帆さんがこの曲を歌ったところ、
ジャクリーヌ・ダノが「若い女性に歌える内容じゃないけれど…」と驚いていました。