第8代シャンソン大使=フランセスカ・ソルヴィルは、
来日記念盤CDを、名古屋公演ライブを音源として作ろうとしました。
当時、残念ながら日本の常識は
「名古屋はお客様の反応がおとなしくて、盛り上がりにくい」
というものだったので、当然私は反対しました。
ところが彼女も、そのマネージャー=カトリーヌ・アトラニ
(後のフランス・シャンソン芸術協会会長)も、
「フランスでは、名古屋のお客様の反応が一番良いというのが定説よ」
と言い張って平行線。
要するに、モーリス・ファノン、ジャクリーヌ・ダノ、ジャクリーヌ・ボワイエ
3人のシャンソン大使が揃ってそう言っているから、とのこと。
結果は、名古屋公演が一番盛り上がって大成功し、
史上初の名古屋公演収録来日記念盤がフランスで発売となり、
FNACを通じネット販売で世界各国へ売られました。
初代シャンソン大使=ジャクリーヌ・ダノは、「エルム」を
「カフェ・コンセールではない」と言い「キャバレー・エルム」と
フランスで紹介し続けています。
その理由は、「カフェ・コンセール」の持つ「大衆性」よりも、
「キャバレー」の持つ「文学的芸術性の側面」をエルムに感じるから…
だと言いました。
彼女は「モネの庭」をはじめ、エルムから日本のシャンソン界に広がった
文芸的なシャンソンの存在を、今も力説しています。
ちなみに、今フランスで「キャバレー」と称される日本のシャンソン・
ライブハウスは「エルム」だけとのことです。
過去3代もシャンソン大使を務め、最も多くの日本各都市を巡った
ミッシェル・グラスコは、日本のシャンソン歌手のうち幾人かを
「エレガント」と称賛していますが、
その歌手たちはいずれもフランスのアーティスト達に評価されている人たちで、
フランス人アーティストの共通認識のようです。
来日記念盤CDを、名古屋公演ライブを音源として作ろうとしました。
当時、残念ながら日本の常識は
「名古屋はお客様の反応がおとなしくて、盛り上がりにくい」
というものだったので、当然私は反対しました。
ところが彼女も、そのマネージャー=カトリーヌ・アトラニ
(後のフランス・シャンソン芸術協会会長)も、
「フランスでは、名古屋のお客様の反応が一番良いというのが定説よ」
と言い張って平行線。
要するに、モーリス・ファノン、ジャクリーヌ・ダノ、ジャクリーヌ・ボワイエ
3人のシャンソン大使が揃ってそう言っているから、とのこと。
結果は、名古屋公演が一番盛り上がって大成功し、
史上初の名古屋公演収録来日記念盤がフランスで発売となり、
FNACを通じネット販売で世界各国へ売られました。
初代シャンソン大使=ジャクリーヌ・ダノは、「エルム」を
「カフェ・コンセールではない」と言い「キャバレー・エルム」と
フランスで紹介し続けています。
その理由は、「カフェ・コンセール」の持つ「大衆性」よりも、
「キャバレー」の持つ「文学的芸術性の側面」をエルムに感じるから…
だと言いました。
彼女は「モネの庭」をはじめ、エルムから日本のシャンソン界に広がった
文芸的なシャンソンの存在を、今も力説しています。
ちなみに、今フランスで「キャバレー」と称される日本のシャンソン・
ライブハウスは「エルム」だけとのことです。
過去3代もシャンソン大使を務め、最も多くの日本各都市を巡った
ミッシェル・グラスコは、日本のシャンソン歌手のうち幾人かを
「エレガント」と称賛していますが、
その歌手たちはいずれもフランスのアーティスト達に評価されている人たちで、
フランス人アーティストの共通認識のようです。