最近、日仏シャンソン協会へ歌手はじめシャンソン関係者だけでなく
新聞・テレビ等のメディアからの問い合わせ急増。
以前は、テレビ番組制作会社から「フランスの子どもの好きな食べ物は?」とか、
「歩きながら食べる習慣は、いつ頃から?」という
シャンソンと関係のない質問も多かった。
今は「日本でVTR市販されたバルバラのパンタン・コンサートは、
何故テント公演だったのか?」とか、
「ララ・ファビアンのPVに出演しているメリッサ・マルスが
日本人歌手(橋本奈央子)とCD共演することになった理由は?」
…という、シャンソン・オタクたちからの質問が増えています。
特に顕著なのがシャンソン・コンクール応募にあたっての
「〇〇〇はシャンソンですか?」という問合せの増加。
随分前に石井好子さんからこの件でご意見を求められた折、
「フランスの著作権団体に登録され、フランス語で歌われている楽曲」
という事で意見一致。
ただ、細部にこだわるフランス人の中には、オリジナル曲の国籍にこだわる人も有。
「オーシャンゼリゼ」をイギリスの曲という人は、日本では滅多にいないけれど、
フランスでは時々あるかと思うと、ヒットさせた歌手の国籍で分類する人も有。
(ジョー・ダッサンの曲…のように)
オリジナルがイギリスの「オーシャンゼリゼ」もアルゼンチンの「群衆」も
れっきとしたシャンソンとして認識されているので問題とならないけれど、
モネ財団公式イメージソング「モネの庭」は私の作曲なので
シャンソンではないという人も有。
ところがJASRAC検索で分かるように、この曲は外国曲となっていて、
フランスのSACEMに登録され、JASRACからSACEMへの金銭払いも有。
CD制作も日本でなく、フランスだったので完全にフランスのシャンソン。
石井好子さんとの話の中で、石井さんが興味をもられたのは、
アストル・ピアソラが私に語った言葉(インタビューでも、いつもそう言っていました)で、
「私の音楽は、ブエノスアイレスの今日の音楽」というものでした。
「タンゴ」という単語ではなく、
①「ブエノスアイレス」②「今日」という2つのキーワード
=即ち、自分の体に流れる民族の血と、
常に変化し続ける(ジャズのアドリブと同発想)もので、
バリエーションをコピーして演奏すれば良いと言うものではないと言うこと…でした。
新聞・テレビ等のメディアからの問い合わせ急増。
以前は、テレビ番組制作会社から「フランスの子どもの好きな食べ物は?」とか、
「歩きながら食べる習慣は、いつ頃から?」という
シャンソンと関係のない質問も多かった。
今は「日本でVTR市販されたバルバラのパンタン・コンサートは、
何故テント公演だったのか?」とか、
「ララ・ファビアンのPVに出演しているメリッサ・マルスが
日本人歌手(橋本奈央子)とCD共演することになった理由は?」
…という、シャンソン・オタクたちからの質問が増えています。
特に顕著なのがシャンソン・コンクール応募にあたっての
「〇〇〇はシャンソンですか?」という問合せの増加。
随分前に石井好子さんからこの件でご意見を求められた折、
「フランスの著作権団体に登録され、フランス語で歌われている楽曲」
という事で意見一致。
ただ、細部にこだわるフランス人の中には、オリジナル曲の国籍にこだわる人も有。
「オーシャンゼリゼ」をイギリスの曲という人は、日本では滅多にいないけれど、
フランスでは時々あるかと思うと、ヒットさせた歌手の国籍で分類する人も有。
(ジョー・ダッサンの曲…のように)
オリジナルがイギリスの「オーシャンゼリゼ」もアルゼンチンの「群衆」も
れっきとしたシャンソンとして認識されているので問題とならないけれど、
モネ財団公式イメージソング「モネの庭」は私の作曲なので
シャンソンではないという人も有。
ところがJASRAC検索で分かるように、この曲は外国曲となっていて、
フランスのSACEMに登録され、JASRACからSACEMへの金銭払いも有。
CD制作も日本でなく、フランスだったので完全にフランスのシャンソン。
石井好子さんとの話の中で、石井さんが興味をもられたのは、
アストル・ピアソラが私に語った言葉(インタビューでも、いつもそう言っていました)で、
「私の音楽は、ブエノスアイレスの今日の音楽」というものでした。
「タンゴ」という単語ではなく、
①「ブエノスアイレス」②「今日」という2つのキーワード
=即ち、自分の体に流れる民族の血と、
常に変化し続ける(ジャズのアドリブと同発想)もので、
バリエーションをコピーして演奏すれば良いと言うものではないと言うこと…でした。