緑岡出版から、素晴らしいシャンソン関連本「バルバラ/未完の回想~一台の黒いピアノ」が
送られてきました。
バルバラ没後、多くの人が訳しても出版に至らなかった幻の名著。
訳をされたオヴニーの小沢君江さんの労力も大変ならば、
それを出版にこぎつける努力もさぞ大変だったのでは…?
思った通り、陰にはパリ在住ジャーナリスト(日仏シャンソン協会本部の事務局長)
長南博文さんのサポートがあったのですが、
それにしても、バルバラの知られざる逸話満載で大満足。
「黒いワシ」や「ナント」の歌詞の影にある父親との近親相姦の葛藤にも触れられています。
個人的に一番嬉しかったのは、フランソワーズ・ロとバルバラの関係がこの本で分かった事。
シャルル・デュモンから名前は聞いていたけれど、どういう人か分からなかったので…。