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Channel: 加藤修滋のブログ
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名古屋からシャンソンの新しい波

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昔から名古屋はシャンソン歌手の平均年齢が低いと言われてきましたが、
最近は東京でも若い人たちが数多く誕生。

この1~2年、名古屋より東京の若いシャンソン歌手の活躍が目立つようになっています。

そんな流れの中、名古屋でシャンソン歌手や伴奏者ではない人たちによる、
日仏シャンソン協会×日本軽音楽連盟中部支部Chanson Xmas Live
と銘打たれた催事が開かれました。

「カフェ・コンセール・エルム」の営業日ではない日曜日に、
出演者17名が2時間半に渡って熱演。
ゲストを除いた出演者の平均年齢は23歳(21歳が4人も居る!)で、
声楽出身やポップスを歌う学生OB,OG中心なので、
全28曲のうちシャンソンは16曲。

勿論客席は若い人たちで満席。
それでも、当初予想していなかったエルムの常連シャンソン・ファンの方も来場され
「一生懸命さが新鮮」「よく練習したわね」「おしゃべりも上手」
…と温かいお言葉。

ここで、ちょっと待て!

…ということは、エルムのご常連様がいつも聴いて下さっている歌手たちは
「一生懸命さが今一つ?」「練習不足」「おしゃべりが良くない」という事?!
…と突っ込みたくなるのは少々考えすぎ?


エルムの前身「軽音楽の集いmss」時代のモットー「ひたむきSOUND」に
今一度立ち返ってみる必要がありそう。

50年前、日本に名だたる学生バンドが名古屋に続出。

ラテン・コーラス「トリオ・モレーノ」、
シャンソン・バンド「アンサンブル・ウーテルプ」、
タンゴ・コンフント「タンゴ・デ・ラ・エスペランサ」、
ジャズ・バンド「スィンギング・オールスターズ」「トゥインクリング・スターズ」等々。

その出身者たちがmss小劇場を作り、
カフェ・コンセール・エルムに至った歴史を振り返りつつ…。



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