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Channel: 加藤修滋のブログ
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瀬間千恵さんの弔歌に感涙者続出

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エルム開店以来26年間(その前、mss小劇場の時代から数えると35年間)
出演を続けて来られた瀬間千恵さんが、
「名古屋巴里祭2014」で歌われた「生きる」は、
今もその感動的な歌声が耳を離れません。

瀬間さんが加藤ハツ館長の病気からの回復を祈って熱唱されたその時刻に、
危篤になったにも関わらず、息を吹き返し、
枕元に名古屋巴里祭のパンフレットを置いて
「名古屋巴里祭」の成功を伝えることができました。

そして、瀬間千恵さんは10月のレギュラー出演日に再びエルムで
「加藤ハツさんの為に…」と言って「生きる」と
カッチーニの「アヴェ・マリア」を歌って下さいました。

弔歌としての「生きる」に感涙するお客様続出でしたが、
その後の「アヴェ・マリア」は、
まさに死者を弔う天使の群舞のような気高さにあふれ、
照明を操作する私の頬の涙は、
瀬間さんが歌い終わられた後も止まることはありませんでした。

横でPA卓のリバーブ操作をしていた芹沢抄子さんも涙を拭いながら…
ティッシュを私に渡してくれて、
それを受け止める時、すぐ後方に居る厨房スタッフの赤司さんの眼にも涙…。

多くの人の心に棲むことができた母は、幸せな人生を送ったと再認識しました。

瀬間さんの歌声はもちろん、その心にも大感激の一夜でした。


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