日本のシャンソン・ライブハウスとして、その名を轟かせた「銀巴里」は1951年に銀座で開店。
2代目社長の作本正五郎氏は、大学生の私が名古屋から夜行バスで来店する事を知ってピアノの鍵盤の見える席を常に用意し、昼夜2部制なのにお代は1回分で良いと言って下さった優しい方。
1990年12月29日に惜しまれつつ閉店。
記念ライブには金子由香利はじめ総出演で行われたVTRを頂きました。
その作本社長が教えて下さったのが日野皓正、向井滋春等が「深夜の銀巴里ライブ」を開いてた事。特に下半身不随の「富樫雅彦」の演奏には舌を巻いたらしい。
プレゼントされたカセットは行方不明で残念。
一方、新宿のジャズ・ルーム「ピット・イン」は朝昼夜の3回公演。
私はその朝公演を聴き「銀巴里」で昼夜公演を聴き、深夜には深夜営業のジャズ・スポットへ聴きに行きました。
さて「エルム」は1階のライブはそのまま、2階は配信可能な「クリスタル・スタジオ」に改装。出演者も美輪明宏、菅原洋一、瀬間千恵からダイアモンド✡ユカイの様な新しいアーティストが出演するようになりました。
今後もエルムをよろしくお願いします。