日仏シャンソン協会では、過去21回パリ公演を実施。
2000年5月の公演翌日、朝、カフェでお茶を飲んでいたら、
若くて美しい女性(学生かも?)4人が私の方をジロジロではなく
チラチラと盗み見しながら会話。
と、やおらノートや紙を持って私の席へ来て、「サインして下さい」と言うのでビックリ。
稀に、オランピアやデジャゼ等シャンソン上演劇場や、
バスティーユの「ポール・ヴーシェ」のような楽譜屋で
フランス人から「貴方のコンサート聞いたよ」と声をかけられることはあっても、
通常は年配の人。
その日は、その後レストランでもサインをねだられ、異常事態。
夜、ホテル近くのアラブ料理店でオーナーが
「新聞に載っていたよ、名前が間違ってSEIJIだったけど」…
そこで判明したのが、エッフェル塔前のシャン・ド・マルス公園で
小澤征二さんがタクトを振ったのを、SEIJIとSHUJIを間違えたらしいということ!!!
髪形も若干似ていて、何より日本人同士の顔で、
私のサインはピアノのデザインなので、
彼女たちは一生、誤解したまま額縁にいれているかも…