テレビ番組で昭和歌謡を見て、以前から指摘していた事を再認識。
それは当時のアイドル歌手のほとんどが表情が柔和で、特に口唇の動きが美しく、眉間にシワを寄せて歌う人が居ないと言う事。
マイクの持ち方も、まっすぐに立てているので、当然ポップ・ノイズも目立たない。
ステージ上に踊り手がいてもバック・ダンサーと言う扱いの演出。
今、若い歌手達は人数勝負の集団群舞でマイクは口に対して直角に、しかも噛みつかんばかりの距離でポップ・ノイズ入りっぱなし。
美空ひばりの美しい鼻濁音をお手本にしたら如何?
ここでお勉強タイム。
「行った」「取った」等の小さい”ッ”の発音は休符、要するに「お休み」で声は出さないのですよね!
楽曲そのものも詞と曲もプロが考え抜いた美しさの昭和と、自分スタイルのシンガーソングライターによる格好良さの令和とは違いますよネ?