美輪明宏さんが「名古屋のシャンソン歌手を育てる」と宣言され
四半世紀出演を重ねられた名古屋巴里祭は、
その後ゲストが大沢樹生→M.グラスコ→ヴェルムーランと劇的な変化をとげ、
2014年はシンセサイザー付アコーディオンの名手J.P.メナジェを迎えることになりました。
名古屋巴里祭に出演を続けられる中から美輪明宏さんとフランスの大女優、
ジャクリーヌ・ダノとの友情のCD「エディット・ピアフ物語」が誕生。
2012年には元・光GENJIの大沢樹生さんが
シャルル・アズナヴールの「声のない恋」を歌って大反響。
このシャンソンは、1981年の国際障がい者年に向けてアズナヴールが創った曲で、
聴覚障がい者と健聴者との感動的な恋の物語です。
大沢さんは、5月に新しい命を死産という悲しみの中で受け止めつつ、
7月に(手話入りではありませんが)岡山加代子さんのバック・コーラスと共に個性的な、
とても心に響く歌声でシャンソン初挑戦(?)、
更にM.デルペッシュの災害復興支援ソング
「哀しみの終わり~さぁ!今から~」をフィナーレで鈴木綜馬さん、
そしてエルムの歌手たちと歌いました。
それがきっかけで、この曲の著作権料は急増し、私の訳詞料配分も増えました。
…感謝!
2014年は、アコーディオン界のアラン・ドロンと言われた
J.P.メナジェがゲストに決まりました。
第20代シャンソン大使としての来日ですが、かつて松本幸枝リサイタルで、
エディット・ピアフの恋人=ボクサーのマルセル・セルダン役で
役者デビューが話題となりました。
名古屋巴里祭を皮切りに、宮崎、水戸、東京、浜松の公演が決まり、
今後何か所か増えると予想されます。