以前ブログに、9月22日にけやきホールで行われた、
訳詞家協会による永田文夫先生の追悼コンサートについて書きましたが、
実はその夜、2年連続でシャンソン・ルネッサンスライブをさせていただいた
池乃端QUIで花田和子さん、高崎啓子さんのライブを聴き、懐かしい
思い出に浸りました。
昼はけやきホールで永田文夫追悼コンサート主催理事として
花田さんの歌を聴いた直後なので、まさに「追っかけ」……。
幾度もエルムに出演していただいていますが、驚いたことにその唱法に
大きな変化有。
アズナヴールが得意とする「前倒し唱法」を駆使し、かつ偶数小節の助詞を
ディミヌエンドした上、フレーズ感を全く損なわない素晴らしいもの!
永田先生が「花田さんはレッスンの受け方が一番良い人。出来ることも
出来ないフリをして、僕の持っているものを全部吸収して行く」と
絶賛していたことを思い出します。
「教育は未来に結ぶもの」を実感する気持ちで、
30年以上前の永田先生の指導が花田さんの中で結実していることに
感激。